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絹紡績糸工場見学の巻き   国内でも数少ない紡績工場にはるばると行って参りました〜



僕は約2時間ほど機械を観察したり撮影をしたりと有意義な時間を過ごしましたが
これで少しは解って頂けたかな?


こちらの機械はある改造で糸の太細のつくれる稀少な機械なんです。


第1工程
(真綿繊維を引き裂き板状にする)

大きな針のついたドラムに真綿をあてる事によって均一に引き裂き 伸ばしながらドラムに貼り付けていき一枚の板状の真綿にします。 ここでおどろいたのは部屋内に綿埃(もちろんシルク)が飛び散っている事。 そして壁や天井そして電灯から綿のつららがたれ下がっていてまるで蜘蛛の巣の中? 中で働いておられるお父さんの帽子や顔にも綿埃、、、 そして興味深く見ていると僕もすぐに鼻がかゆくなってきました。あはは! それだけ綿埃が飛び散っているんです。
第2工程
(真綿繊維を同方向に揃えながら薄く引き延ばす)

上記で出来上がった板状の真綿をもう一度砕き繊維長を短く引き揃えやすく してまた同方向に揃えながら薄く引き延ばします。出来上がった薄い真綿を 棒状に機械で巻き取っていきます。この時点で僕にはかなり綺麗な太いひもに見えました! でも手で広げると平らな真綿なんですね〜
第3工程
(さらに繊維を安定させ細く揃えていく)

上記で出来上がった棒状の真綿を何本か合わし糸の安定性を上げると同時に ブラシのような物で繊維の方向を揃えていきます。 この工程は数回行われ最後の糸を作る工程の準備をしていきます。 この工程を終わった棒状のひもは本当に綺麗でこのまま何かに使えない物かと 帰りの車の中でマジで考えてしまいました。
第4工程
(遂に糸という形になってくる)

第3工程は3回ほど行われるので第6工程と書いた方が良いのか解らないが 遂に糸が出来上がる瞬間です。正直これほどまで手間の掛かる工程を経て糸が出来上がるのかと驚きました。 棒状に揃った真綿を少しづつ送り出す事によって細い1本の糸が完成するが出来上がった糸は その瞬間から下側についているリング撚糸機によって撚りがかけられていく。 ただここでからくりがあった!それは送り出すスピードを変える事によって糸の太細が出来ると言うこと。 (書いてしまえばこれだけで説明が終わるのか、、、とほほ)
第5工程
(大きな管に出来上がった糸を紙管巻きにする)

遂に出来上がった糸を西陣の糸屋に送るために紙管巻きに仕上げます。ここで驚いたのが、、、 管の3倍以上もある紙管に巻き取っている際に途中で紙管の糸が無くなりますよね? それを自動で結んで規定の大きさの紙管になるまですべて全自動なんです。



そして今回行って驚いた事を書かせて頂きますね〜 それは見学も終わり事務所に戻ろうとした時、工場の社長がタバコに火を付けたではありませんか! しかも一番綿埃の多い第1工程の部屋で、、、僕は思わず危険を感じて注意してしまいましたが、、、 事務所に帰り社長は笑いながら置いてあった真綿に直接ライターで火を付けて 「ほら!絹は燃えても一瞬で消えるから絶対に火事にはならないよ!」って燃やして僕に見せてくれました。

確かに僕も以前のメールマガジン「絹糸の判別方法」で 「炎に近づけると縮れて燃えその後、髪の毛を燃やした時と同じような臭いがする。 糸から炎を遠ざけると火は消える。」 と書いているではありませんか!今回の工場見学で改めてシルク(絹)の長所を実感&認識させて頂きました! そうなんです絹を身にまとうとやけどをしにくいんです! 綿は燃え続けるし、化合繊は熱に溶けて皮膚に張り付き超危険! だからシルクの毛布や肌着が今流行っているんですね!

ここでちょっと「シルクの部屋」公私共々お世話になっている親友のサイトです。 (西陣の糸屋ホームページがここまで出来たのもこの親友のアドバイスがあったからと本当に感謝しております) シルク製品は是非「シルクの部屋」をご利用&ご推薦下さ〜い! 今後シルクのいろいろなお話を当メールマガジンでご紹介させて頂ける事になりました。 絹の良い点を色々とお勉強させて頂きましょう。ぺこり。

一応今回見学させて頂きました紡績工場のフォローの為に書かせて頂きますけど、工場内は基本禁煙です。 僕があまりにも長く工場内を見るから待ちきれずに先走ってタバコに火をつけてしまったと、、、 おかげさまで余分に勉強&火事の心配までさせて頂きました。あはは! 工場の皆さま本当に有り難うございました。今後ともよろしくお願い致しますね〜




話題のシルク化粧品&絹製品を販売


平成17年12月 某工場にて撮影



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