真綿糸のお話
皆様に大人気の真綿です。
真綿糸の特徴はふっくらとした軽い風合い、と繊維が比較的まっす
ぐ揃っている事によってでる光沢、そして人の手によってしか出来
ない不均一な太細、等々で現在比較的手に入れることの出来る糸の
中で、玉糸と並ぶ織物人気原料糸の一つです。
ではそれをどうやって製造しているか?
まずはたくさんの繭をお湯の中で無造作に引っ張り固まりにしてい
きます。ちょうど、病院で血を抜いたときによくこの上から揉んで
置いて下さいね!といって針穴の所に張り付けるあの綿状のものに
にています。(それの座布団サイズの大きさのもの)ちなみにその
固まりのお名前は角真綿といいます。名字は知りません、、、
知ってる方がいらっちゃいましたら教えて下さい!?
その角真綿を手でつまみ出しながら1本の糸にしていった糸が真綿
糸と呼ばれるものです。糸繰り機を使って一定のスピードで巻き上
げていくため細い真綿は微妙な繊度調整が難しく逆に太すぎると原
料(角真綿)の減りが早くて難しいみたいです。
このメールマガジンを購読されている方の中には、角真綿を購入し
てご自分で糸を引いておられる方が数人程おられるみたいですが、
私もそこまではした事が有りません。ホントびっくりです。
現在、日本でこの仕事をされている工場は私の知っている中では1
件四国にあるぐらいです。(これらの原料は中国製です。)
現在ちまたで売られている真綿はほとんどが中国製の真綿糸です。
また、繊度は3匁(もんめ)から7匁です。
■真綿の繊度表示
現在、使用されている真綿糸の繊度を表す単位には回数と言う単位
と匁(もんめ)と言う単位があります。あまりご存じで無い方も多
いと思いますので詳しく説明しましょう。
●回数(@かいすう)
古くから日本で使用されてきた単位
真綿糸は普通枠周1.11mで1綛すが40gにするようにしてい
ました。その時に何回枠を回っているか?がこの単位表示です。
●匁
中国真綿に使われている単位表示
また、1匁あたり50デニールと計算されている方もいらっしゃる
みたいですが、正確には約40デニールが正解です。
だいたい解りましたでしょうか?
このように?ホント多くの方に人気のある真綿糸ですが、ただその
不均一さ、節の大きさにより縦糸にはあまり向かない糸でもありま
す。でも人間の欲望は出来ないことならなおさらやりたいという願
望にお答えするために生まれた糸があります。
それが、ホームページ上で掲載されている5匁タスキです。この糸
は5匁の真綿糸に28中の生糸を2本、2行程で付けることにより
包み込んであります。(繊度平均250デニール)しかも真綿糸に
は出来る限り光沢を残すために撚りをかけずにしています。
縦糸、横糸共にこの糸を使われて織物を作られている方もいらっし
ゃいます。糊を付けて織られているようです。
(この糸は現在特売中の18000円/kgです。)
ちなみにもう少し細い4.5匁に21デニールを2本付けた糸も有
りますよ!(繊度平均200デニールです。)
以上宣伝終わり!
タスキよりについてはまた後ほど説明していきますが、詳しいこと
を今知りたい方はHPの撚りのお話をご覧下さい!
※これらは2000年6月11日に発行したメールマガジンを変更した内容です。
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