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繊度のお話  let's practice !



私たち西陣、丹後の機屋(帯や着物のメーカー)さんを相手にしている糸屋は普通、42から252デニールの糸を中心に 扱っております。しかしいろいろ作家さん、趣味でされている方の話をお聞きするとほとんどが168デニール以上の撚糸 を使用されておられるのです。 結局、手機と力織機のおさの密度の違いで使用する糸が違うみたいです。

現在、私たち糸屋は21中、28中、31中の糸でほとんど撚糸をしています、理由は太い糸を数少なく合わすより細い糸 を数多く合わしたほうが太さが均一になりやすい(繊度差が少ない)からで、もちろん西陣、丹後、その他産地の機屋さ んはほとんどその繊度の原糸を使用しています。
  結局、生糸撚糸は精練するとセリシンがなくなりフィブロインという1デニールぐらいの長繊維の集まりになり同じになるのです。
  例えば42中と21中を2本合わせた糸とは同じ糸(厳密に言うと違うかも知れないけれど)になります。
だから今まで、例えば42中 6本片撚り(252dn)と言う糸を使われてきた方は21中12本片撚り(252dn)という撚糸 (厳密に言うと原糸、繭、製糸の違いによって、もちろん違うのですがそれが同じ場合は)を使っていた、と考えていただきたい。 むしろ、21中をたくさん合わした方が上記の説明から解るようにようにきれいな糸(繊度差が少ない糸)と考えて頂きたい。

さらに、特殊な原糸(42中や60中)に比べて21中など使用量の多い原糸は、一般商品になり価格競争が起こり価格が安く なっているのです。でも、なぜ使うかって? それは、糸繰り、合糸など撚糸やさんの行程が楽だからなのです。


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