同じ撚り回数なのにそんなに違うの?
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おひさしぶりぶりで~す。
今回は約2ヶ月ぶりっ!
それだけ待たせてこんな事言うのもなんなんですけど、、、
まず、今回のメールマガジン、今までに無いほど「解りにくい!」
でも 今これをお読みのみなさんは大丈夫ですよっ!うふふ!
もともとこのページはメールマガジンで配信したページなので、、、
僕の少ない脳味噌が追いつめられてほんまに無理矢理考えたんで。
テーマは良かったと思うのですが、表現力がね~。
ち~ぷなの!(昔から、ほんま国語悪かったんですよ!少し自慢!)
みなさんが本文を見る前にあやまっておきます。
ごめんなさ~~~い!許しておくんなまし~!
今回はみなさまには画像がお見せできますのでっ!
でも解るかどうかは?保証できませんが、、、
それでは、下記の本文の誤りを探して下さい!(違うかっ!)
皆さんの中で、生糸撚糸の「撚りの強さ」を判断する基準を撚りの回数だけで単純に判断している方はいらっしゃいませんか?
ちなみに撚りの回数は、もうお解りですよね!
(1m間に?回と言う意味ですよ!)
もし、いらっしゃいましたら「聞いてて良かった思い切りテレビ」
じゃなくて「読んでて良かったメールマガジン」奥さんラッキーですよ!メールマガジン読んでない人には内緒ですよ~っ!
(僕の性格上、こんなつまらん所に結構時間かけてます、、、。)
さて、今回はまず結論から言わせてもらいますっ!
(いつも性格上なかなか言わない癖に、、、すいません。)
答えは、「同じ撚り回数ならば、太い糸の方が撚りはきつい」
(関西弁講座 きつい=@強い、今回は込みいっていると言う意味)
それでは、2種類の例をあげて説明していきましょう!(ちょっと極端過ぎる例ですけど、、、)
◆21中4本片( 84デニール) 撚度100t/m
◆21中8本片(168デニール) 撚度100t/m
もう一度聞きますが、どちらが撚りがきついと思いますか?
もちろん、先ほど説明しましたように太い方の21中8本片です。
正直、文章で説明するのは非常~~~~に難しいのですが無理矢理、平面になおして説明させていただきますと、、、。
(今回は紙とはさみとか必要かも?)
●例えば21中4本(84デニール)の太さを無理矢理「幅1cmの絹糸」と考えるとする。
糸の長さは、またまた無理矢理10cmとする。(下図C参照)
☆底辺1cm高さ10cmの長方形の対角線を線で引いて下さい。
●一方、21中8本(168デニール)の太さを無理矢理「幅2cmの絹糸」と考えるとする。
糸の長さは、無理矢理10cmとする。(下図D参照)
☆底辺2cm高さ10cmの長方形の対角線を線で引いて下さい。
(ホンマ無理矢理やな~!少し気が引けます、、。)
本当に無理矢理ですが、CとD太さの違う糸が同じ条件(10cm間に1回の撚り数)だと言うことは理解して頂けるのでは?
(ここまで無理矢理書いていると王様になった気分。なんか無理矢理法律を作ってみなさまを納得させているみたいなんで、、。)画像の縮尺比率は違いますが許してください。
上記図解CとDとE3種類の図形を並べて比べてみて下さい。
この線の「赤文字のX度」角度が大きい程撚りは強いのです。
図Eでは青色の線が撚りだとすると「強い撚り=大きな撚り角度」をご理解頂けるのでは?
(私はこの角度を撚り角度と呼んでいます)
ちなみにCと同じ太さの糸に2倍の回数の撚りをかけるとBになるのでDと同じ撚りの角度に見えるでしょ!っと言うことはCはDの撚りの半分と言うことでしょ!
同じ撚度だと太い糸ほど撚りはきつい事が理解して頂けたのではないでしょうか?
さらに、同じ撚度だと太さが2倍になれば撚度も約2倍になるのも理解して頂けたのではないでしょうか?
ホンマに解ったかな~?
解らない方は、実際に幅1cmと2cmのテープを実際に作ってみてしてください!
実際には絹糸の量が2倍になっても立体的にボリュームが増すので太さは2倍にはなりません。
立体だと二乗になるから糸量が4倍になると、太さは単純に2倍なのかな?
上記の数値は本来、立体である物の説明を無理矢理平面に変換して説明している為、実質の数値と誤差があります。
ご了解下さい。
※これらは2001年11月15日に西陣の糸屋が発行したメールマガジンを変更した内容です。
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最終更新日2012年2月
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