日常使用する専門用語の呼び方 これさえ解ればとりあえず大丈夫っ!
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私たちが生糸を説明する時にもっともよく使用する言葉です。
ご存じの方も多いと思いますが知っている方は復習のつもりでご覧下さい。
この説明が一番難しい、、、と思う。
難所がやってきた!
記号説明
@読み方=同じ意味の言葉
まずは、生糸(撚糸、真綿糸、玉糸すべての物を含む)を呼ぶ上で、一番小さい単位は「★綛(@すが=かせ)」でこれらを3綛から6綛
ぐらい合わして、糸を1本(首吊り糸、大ひびろ)入れてあります。
そしてそれを「捻(@ねじ)」と言います。
またこれを合わして「括(@かつ)」と言う通常使用する一番大きな単位になります。
みなさんは通常は「綛」だけ覚えればOKです。
長さの単位では回(@かい)という単位で表し、「揚げ返し?回」と表現する。
通常は、1.27mの枠周(@わくしゅう)に何回巻いてあるかと言うことを意味します。
綴(@つづれ)糸など、1.40mの枠周で規格している商品もありますので(このような場合必ず記
載して有ります。)
例えば「揚げ返し2000回の1綛の長さ」は「2000回=1.27m×2000回=2540m」2540mという事です。
たとえば「玉糸110中2本片」と言う糸は私の所では(会社によって違います)2000回の60綛という規格で製造しています。
ちなみにこの1括が4kg(4000g)です。
この糸は3綛=1捻ですので
(この捻というのは気にしなくても良いかも、、、)
1括=20捻=60綛 (4000g)ということになります。
1綛=4000g÷60綛=66.6g=2000回
この糸を20綛というと
20綛=6捻+2綛=1333gです。
理解していただけましたでしょうか?
これは糸を扱っていく上で必ず必要な知識ですので必ず把握して下
さい。
解らない方は、ご質問&お問い合わせ下さいませ!
※これらは2000年6月18日に西陣の糸屋が発行したメールマガジンを変更した内容です。
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最終更新日2012年2月
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